1. はじめに

1.1. はじめに

  • システムの構築と更新では同一のConductorを使用する。

  • 構築、更新時のパターンは以下の通り
    • 実行時にAWS CloudFormationに指定したスタックが存在しない場合、スタック構築を実行する

    • スタックが存在して、パラメータが異なる場合、スタックの更新を実行する

    • スタックが存在して、パラメータが同一の場合、処理はスキップされる

  • スタック名は以下の形式でAWS CloudFormationへ登録される
    • スタック名の形式:“<システム名>-<スタック名>”

    • 「システム名」は「基盤管理」「共通パラメータ」に登録する

    • 「スタック名」は「基盤/シナリオ」、「ユーザー/シナリオ」、「システム/シナリオ」に登録する

1.2. 構築手順の概要

Conductor実行順序は以下の通り

1.2.1. Conductor実行順序

①AWS管理者基盤の構築 → AWS管理者の作成
②インフラユーザー基盤の構築 → インフラ管理者、インフラメンバーの作成
③CloudFormationロールの構築
④オートスケールWebシステムの構築
⑤セキュリティ付帯機能の構築
⑥WebサーバへPlaybook実行

1.2.2. オペレーションについて

  • 初期状態のオペレーションには、「共通オペレーション」「環境-A」「環境-B」が登録されている

  • 上記の構築手順と使用するオペレーションは以下の通り
    ①②:「共通オペレーション」を実行時に選択する
    ③④⑤⑥:「環境-A」「環境-B」を実行時に選択する
  • 以降の手順では「共通オペレーション」「環境-A」を使用して説明する。
    「環境-B」の実行手順は「環境-A」と同様