Exastro IT Automation 2.1.0

リリース日: 2023年05月19日

機能追加

Terraform-Driver OSS版・Cloud/EP対応(#347, #346

Terraform-DriverのOSS版およびCloud/EP対応を追加しました。これにより、IaC(Infrastructure as Code)運用の幅が広がり、クラウドやエンタープライズ環境での自動化がより柔軟に行えるようになりました。従来のAnsible連携に加え、Terraformによるリソース管理が可能となり、複雑なインフラ構成の自動化が実現します。

CI/CD for IaC(#80

IaC(Infrastructure as Code)におけるCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)機能を追加しました。これにより、コードの変更が自動的にテスト・デプロイされるパイプラインを構築でき、インフラ運用の効率化と品質向上が図れます。自動化の範囲が拡大し、DevOps推進に貢献します。

エクスポート/インポート機能(#85

システム設定や各種データのエクスポート・インポート機能を追加しました。これにより、環境間のデータ移行やバックアップ、リストア作業が容易になり、運用管理の柔軟性が向上します。大規模なシステム移行や障害時の復旧にも役立ちます。

Conductor定期作業実行(#353

Conductorによる定期作業実行機能を追加しました。これにより、定期的なバッチ処理や自動化タスクをスケジュール管理でき、運用の自動化・省力化が進みます。定期的なメンテナンスや監視作業の自動化にも活用できます。

Conductor通知先定義(#84

Conductorの実行結果やエラー発生時に、指定した通知先へ自動で通知できる機能を追加しました。これにより、運用担当者への迅速な情報共有が可能となり、障害対応や運用監視の効率が向上します。

ホストグループ管理(#78

ホストグループ管理機能を追加し、複数のホストをグループ単位で一括管理できるようになりました。これにより、作業対象の選択や設定変更が効率化され、大規模環境での運用負荷が軽減されます。

メニュー作成機能の拡張(#757, #716, #696

「入力方式:パラメータシート参照」や「ホストグループ利用」、「パラメータシート(オペレーションあり)」など、メニュー作成機能を大幅に拡張しました。これにより、より柔軟なデータ設計や運用が可能となり、現場の多様な要件に対応できます。

画面デザイン選択機能(#351

ユーザーが好みに応じて画面デザインを選択できる機能を追加しました。これにより、利用者ごとに最適なUIで作業でき、操作性や視認性が向上します。

DASHBOARD機能(#352

システム全体の状況や作業進捗を一目で把握できるDASHBOARD機能を追加しました。これにより、運用状況の可視化や迅速な意思決定が可能となります。

バグ修正

Excel出力・ダウンロード関連の不具合修正(#1139, #1061, #654, #745

Excel出力時のリスト表示順やセル結合、ダウンロード時のシステムエラー、変更履歴全件ダウンロード時のエラーなど、Excel関連の不具合を修正しました。これにより、データの利活用や監査対応がスムーズになり、業務効率が向上します。

パラメータシート・代入値自動登録設定の不具合修正(#1028, #1128, #1094, #854, #778

複数のパラメータシートを代入値自動登録設定で紐づけた場合の連携不備や、パスワードカラムのnull連携時の出力不備、複数具体値変数の扱い、項目追加時のキー取得不備、一意制約項目の重複登録など、パラメータシートや代入値管理に関する不具合を修正しました。これにより、複雑なデータ設計や自動化運用でも正確なデータ管理が可能となります。

ワークスペース・Organization関連の不具合修正(#1160, #997, #773

ワークスペース削除時やOrganization作成直後の操作、DBやテーブルがなくなった場合のエラーログ出力など、運用基盤に関わる不具合を修正しました。これにより、運用開始や環境削除時のトラブルが減少し、安定したシステム運用が実現します。

Ansible・Legacy-Role・Movement関連の不具合修正(#1140, #1216, #109, #917, #1010, #1011, #1014, #994, #921, #893, #903, #813, #725, #723, #748, #637, #611, #684, #655, #702, #678, #545, #544, #538, #529, #536, #976, #856, #855, #853, #864, #839, #848]

Ansible実行時のGit連携エラーや、Movementの変数刈取不備、テンプレート管理の変数定義やグローバル変数の扱い、ファイルアップロードやパラメータシートの複製時の不具合、ロールパッケージの登録・解析エラーなど、多岐にわたる自動化処理の不具合を修正しました。これにより、複雑な自動化シナリオや大規模運用でも安定した動作が期待できます。

UI・操作性・表示関連の不具合修正(#809, #816, #819, #890, #875, #863, #1072, #599, #509, #996, #971]

「メニュー」という表現の見直しや、編集ボタンの挙動、廃止メニュー名の再利用、リスト表示の崩れ、フィルタやボタンの表示不備、アイコン画像の表示不具合など、UIや操作性に関する細かな不具合を修正しました。これにより、日常的な操作のストレスが軽減され、より快適な利用体験が実現します。

その他の不具合修正(#1206, #1102, #1058, #992, #851, #63, #350, #368, #595, #932, #37]

Edgeからのログイン不具合や、Conductorのオペレーション紐付け解除、DBコネクション切断処理、不要なログ出力、CPU負荷軽減、ファイル名の改善、ログレベル制御、GitLab連携オプション、openapi.yamlの定義追加、セキュリティ指摘対応、ファイル比較機能など、多岐にわたる運用・管理面の不具合や改善を実施しました。

改善

CPU負荷軽減・パフォーマンス改善(#851

システム全体のCPU負荷を軽減するための施策を実施しました。これにより、大規模環境や同時多ユーザー利用時でも安定したパフォーマンスが維持されます。

UI・操作性の向上(#323, #319, #808, #484, #788]

表示フィルタの項目を任意に設定できる機能や、入力項目の背景色変更、説明文の正確化、プルダウン検索の改善、変数ネスト管理の上限値見直しなど、ユーザーインターフェースや操作性の向上を図りました。これにより、現場の多様なニーズに応え、より柔軟な運用が可能となります。