Exastro IT Automation 2.5.4

リリース日: 2025年04月01日

機能追加

Filter検索・Excel登録・DB管理などの性能改善(#2692, #2710, #2690, #2706, #2651

Filter検索のLIST検索やExcelによるデータ登録、DB管理(DISUSE_FLAGまわりのINDEX改善、データクリーンコンテナの大量データ削除対応)、実行エージェントの作業状態管理のDB化など、システム全体のパフォーマンスと運用効率を大幅に向上させました。大量データや高頻度操作時のレスポンス改善、リソース消費の最適化が実現されています。

OASE・MongoDB・イベント収集・管理機能の強化(#2637, #2685, #2689, #2719

OASEの収集設定廃止時の未送信イベント対応や、イベント収集の最新取得日時の管理、イベント履歴メニューのラベル検索・プルダウン検索の最適化、マネージドMongoDB対応など、OASE機能の運用性と信頼性を強化しました。

バージョンアップ・新規インストール時の差分管理改善(#2684, #2619, #2683

バージョンアップ時に新規インストールとの差分が発生しないよう管理方法を見直し、ワークスペース作成時とバージョンアップ時の差分確認方法も再検討しました。これにより、アップグレードや新規導入時のトラブルを未然に防止します。

poetry・utcfromtimestamp等の依存パッケージ・API対応(#2698, #2531

ansible実行エージェントのpoetry更新や、非推奨API(utcfromtimestamp)への対応など、依存パッケージやAPIの最新化を進め、将来の保守性と安定性を高めました。

バグ修正

ファイルダウンロード/アップロードAPI返却値の不整合修正(#2672

ファイルダウンロードやファイルアップロードAPIの返却値が意図せず変更されていた問題を修正しました。API連携時のデータ取得・送信が正しく行えるようになりました。

収集結果のパラメータシート登録不具合修正(#2686, #2687, #2688

収集結果がファイルアップロードカラムに空の状態で登録できない、またはパラメータシートに正しく登録されない複数の不具合を修正しました。これにより、データ収集・登録の信頼性が向上しています。

通常メニュー・プルダウンカラムのフィルタ検索不具合修正(#2696, #2695

通常メニューで整数型カラムのフィルタ検索が文字列で行われていた問題や、プルダウンカラムのフィルタで空白を選んでも正しくフィルタできない問題を修正しました。

エクスポート・インポート時の一時ファイル残存修正(#2669

インポート時にアップロードしたKYMファイルが一時領域に残る問題を修正し、ストレージの無駄遣いを防止しました。

Conductorワークフロー関連の削除機能追加(#2671

Conductorの__conductor_workflowdir__ディレクトリの削除機能を追加し、不要なワークフロー情報の整理が容易になりました。

改善

2.5.4バージョンアップ・修正反映(#2683

本バージョンで実施された各種修正内容を反映し、全体の安定性と運用性を向上させました。