Exastro IT Automation 2.5.2¶
リリース日: 2024年12月09日
機能追加¶
ファイルサイズチェック機能の強化(#2631)¶
ver2.5以降、既存メニューでファイルを選択した際にファイルサイズのチェックが行われていなかった問題を解消し、アップロード時のファイルサイズ制限が正しく適用されるようになりました。これにより、システムの安定運用とストレージ管理の強化が図られます。
Conductor定期作業実行のタイムゾーン対応(#2626)¶
システム(ITA)とDBのタイムゾーンがズレている場合でも、Conductorの定期作業実行が正しく動作するよう改善しました。これにより、異なるタイムゾーン環境下でも安定したスケジューリングが可能となります。
ファイル読込・ストレージ処理の改善(#2569, #2641)¶
ファイルが読めない場合や、ansible実行エージェントのAPI側で結果ファイルの受け取り時にストレージの読み込みができない可能性がある処理を改善しました。これにより、ファイル操作の信頼性が向上しています。
システム管理者用AAP連携機能のバージョンアップ対応(#2629)¶
システム管理者用のAAP連携機能で制限した項目を、バージョンアップ時に自動で修正するよう対応しました。これにより、バージョンアップ後も一貫した設定管理が可能です。
oase-conclusionコンテナのログ出力抑制(#2623)¶
oase-conclusionコンテナのログ出力量を抑制し、運用時のログ管理やストレージ消費を最適化しました。
バックヤード例外時のDB接続クローズ対応(#2617)¶
バックヤードで例外エラーが発生しても、必ずDB接続を切るように改善しました。これにより、リソースリークやパフォーマンス低下を防止します。
バグ修正¶
比較機能の差分判定・バンドルメニュー関連の不具合修正(#2644, #2634, #2553)¶
比較機能において、項目名の末尾が"]"の場合や、比較対象外の項目に差分がある場合、バンドルメニューで変更がないのに差分有りと判定されるなど、複数の差分判定不具合を修正しました。これにより、より正確な比較結果が得られます。
バージョンアップ時のファイル実体欠損修正(#2616)¶
2.5.1へのバージョンアップ時にファイルの実体が失われる問題を修正しました。これにより、アップグレード後もファイルデータが正しく保持されます。
ホストグループ・ファイルアップロード項目の参照不具合修正(#2624)¶
ホストグループでファイルアップロード項目のみのパラメータシートが、代入値自動登録用でファイルを参照・取得できない問題を修正しました。
メニューインポート時の不要なエラー抑制(#2642)¶
メニューインポート時に不必要な確認でエラーが発生しないよう修正しました。これにより、インポート作業の安定性が向上します。
実行エージェントのイメージビルド時のID大文字対応(#2639)¶
実行エージェントで実行環境イメージを作成する際、オーガナイゼーションIDやワークスペースIDが大文字の場合にbuildで失敗する問題を修正しました。
編集反映時のサーバエラー時の挙動改善(#2630)¶
編集反映時にサーバエラーが発生した場合、ページ遷移せずアラートでエラー内容を表示するように改善しました。これにより、ユーザーの操作性が向上します。
一時ファイル削除時のFileNotFoundError対応(#2625)¶
存在確認をしているにもかかわらず、一時ファイルの削除でFileNotFoundErrorが発生しシステムエラーとなる問題を修正しました。
ansible投入データ資材ダウンロード内容の精査(#2638)¶
ansibleのwin_rm利用時、投入データ資材のダウンロード内容を精査し、データ取得の信頼性を向上させました。
改善¶
2.5.2バージョンアップ・修正反映(#2620)¶
本バージョンで実施された各種修正内容を反映し、全体の安定性と運用性を向上させました。