Exastro IT Automation 2.5.0¶
リリース日: 2024年10月11日
機能追加¶
エージェント認証のトークン対応(#2541)¶
エージェントからの認証方式としてトークン認証を新たに追加しました。これにより、API連携や自動化ツール利用時のセキュリティが向上し、より柔軟な運用が可能となります。従来の認証方式と併用でき、現場の多様なニーズに対応します。
バージョン互換インポート機能の追加(#108)¶
異なるバージョン間でのデータインポートに対応しました。旧バージョンで作成したデータや設定ファイルを新バージョンへスムーズに移行できるようになり、システムのアップグレードや移行作業の負担が大幅に軽減されます。
履歴データのメンテナンス機能追加(#2141)¶
システム内で蓄積される履歴データのメンテナンス機能を追加しました。不要な履歴データの削除や整理が容易になり、長期運用時のパフォーマンス維持やストレージコスト削減に寄与します。
ドライバ削除機能の追加(#2470)¶
不要になったドライバを管理画面から削除できる機能を追加しました。システムのクリーンアップや不要なリソースの整理が簡単に行えるようになり、運用管理の効率化が図れます。
パラメータシート定義のファイルインターフェース追加(#2076)¶
パラメータシート定義をファイルでインポート・エクスポートできるインターフェースを追加しました。複雑なパラメータシートの一括管理や他環境への移行が容易になり、運用の柔軟性が向上します。
バグ修正¶
エージェント管理画面の予約変数誤字修正(#2527)¶
エージェント管理画面で設定可能な予約変数に誤字があった問題を修正しました。ユーザーが正しい変数名で設定できるようになり、設定ミスや混乱を防止します。
パラメータシート全件ダウンロード時のシステムエラー修正(#2513)¶
特定のパラメータシートで全件ダウンロード(Excel)を実行した際にシステムエラーが発生する不具合を修正しました。すべてのパラメータシートで安定してデータの一括ダウンロードが可能となります。
ファイル型データ比較結果の不一致修正(#2444)¶
ファイルタイプのデータ比較結果が、画面表示とExcel出力で異なっていた問題を修正しました。両者の結果が一致し、ユーザーの混乱を防ぎます。
WIN_DirectorySetting収集結果の登録不具合修正(#2437)¶
WIN_DirectorySettingの収集結果が正しく登録できない不具合を修正しました。Windows環境でのディレクトリ設定情報の収集・登録が正常に行えるようになりました。
ワークスペース削除失敗後のAPIハングアップ修正(#2212)¶
ワークスペース削除に失敗した後、インポートを実行するとAPIがハングアップする問題を修正しました。異常系の操作後でもシステムが安定して動作します。
CI/CDリモート資材紐づけ不具合修正(#2567)¶
CI/CD連携時、リモート先の接続状態が変化した際に資材の紐づけが正しく反映されない不具合を修正しました。リモートリポジトリの状態変化に柔軟に対応できるようになりました。
Conductorステータスファイル読込不具合修正(#2566)¶
Conductorのステータスファイルが正常に読み込めない問題を修正しました。作業進捗や状態管理が正確に行えるようになります。
同一ファイル名収集不具合修正(#2562)¶
同一ファイル名の収集ができない不具合を修正しました。複数の同名ファイルを持つ環境でも正しくデータ収集が行えます。
フィルターAPI空配列時のシステムエラー修正(#2534)¶
フィルターAPIで検索条件のリストが空の場合にシステムエラーとなる問題を修正しました。柔軟な検索条件指定が可能となり、API利用時のエラー発生を防ぎます。
収集結果yamlファイル複数VAR登録不具合修正(#2516)¶
収集結果のyamlファイルに複数のVARが含まれる場合に登録できない不具合を修正しました。複雑な収集結果も正しく登録できます。
kymファイル以外インポート時のエラー表示改善(#2493)¶
kymファイル以外のファイルをインポートした際にシステムエラーとなる問題を修正しました。誤ったファイル形式のインポート時にも適切なエラーメッセージが表示されます。
パラメータシート初期化時の不要ファイル残存修正(#2489)¶
パラメータシート作成時に初期化を行うと、アップロードしたファイルがストレージに残る問題を修正しました。不要なファイルが自動的に削除され、ストレージの無駄遣いを防ぎます。
改善¶
ファイルサイズ上限設定機能の強化(#2266)¶
アップロード可能なファイルサイズの上限値を管理者が設定できるようになりました。システムの安定運用やストレージ管理がしやすくなり、大容量ファイルによるトラブルを未然に防げます。
大容量ファイル管理方式の見直し(#2080)¶
大容量ファイルの管理方法を見直し、システム全体のパフォーマンスと安定性を向上させました。ファイル操作時のレスポンス改善やストレージ効率化が実現されています。
Docker/Helm環境への修正反映(#118, #81)¶
本バージョンで実施された各種修正内容をDocker ComposeおよびHelmチャートに反映しました。コンテナ環境やKubernetes環境での導入・運用がよりスムーズになっています。
OASEバックアップ・リストア手順の改善(#2150)¶
OASE機能のバックアップおよびリストア手順を見直し、より確実かつ簡単にデータ保全・復旧が行えるようになりました。運用時のリスク低減と障害対応力の向上に寄与します。