2. VM作成

本書では、VM作成の機能および操作方法について説明します。

2.1. 概要

VMWareを介してVM(仮想マシン)を作成する機能です。

2.2. メニュー項目

2.2.1. サーバー作成

VM作成を行うためのメニュー項目です。

サーバー作成メニュー画面
表 2.100 メニュー項目一覧(サーバー作成)

項目

説明

入力必須

入力方法

制約事項

vCenter表示名

vCenter内に作成されるVMの表示名を指定します。

リスト選択

IPアドレス

作成するVMに配布されるIPアドレスを指定します。

リスト選択

フォルダ

作成するVMを格納するフォルダ名を指定します。

リスト選択

テンプレート

作成するVMのテンプレート名を指定します。

リスト選択

CPU

作成するVMのCPU数を指定します。

リスト選択

メモリ(MB)

作成するVMのメモリ容量をMBで指定します。

リスト選択

ディスク(GB)

作成するVMのディスク容量をGBで指定します。

リスト選択

申請者

VM作成の申請者を入力します。

手動入力

最大長32バイト

用途

作成するVMの用途を入力します。

手動入力

最大長128バイト

2.2.2. vCenter接続情報

vCenterに接続する情報を入力するためのメニュー項目です。

vCenter接続情報メニュー画面
表 2.101 メニュー項目一覧(vCenter接続情報)

項目

説明

入力必須

入力方法

制約事項

vCenterホスト名

vCenterに接続するホスト名を入力します。

手動入力

最大長64バイト

ユーザー名

vCenterに接続するユーザー名を入力します。

手動入力

最大長32バイト

パスワード

vCenterに接続するパスワードを入力します。

手動入力

パスワード形式

vCenterクラスター名

vCenterに接続するvCenterのクラスター名を入力します。

手動入力

最大長64バイト

2.2.3. IPアドレス

vCenter内に作成されるIPアドレスを入力するためのメニュー項目です。

IPアドレスメニュー画面
表 2.102 メニュー項目一覧(IPアドレス)

項目

説明

入力必須

入力方法

制約事項

IPアドレス

作成するVMに配布されるIPアドレスを入力します。

手動入力

最大長64バイト

サブネットマスク

入力するIPアドレスに関係するサブネットマスクを入力します。

手動入力

最大長64バイト

デフォルトゲートウェイ

入力するIPアドレスに関係するデフォルトゲートウェイを入力します。

手動入力

最大長64バイト

DNS名①

入力するIPアドレスに関係する1つ目のDNS名を入力します。

手動入力

最大長64バイト

DNS名②

入力するIPアドレスに関係する2つ目のDNS名を入力します。

手動入力

最大長64バイト

2.2.4. フォルダ名

vCenter内に作成されるフォルダ名を入力するためのメニュー項目です。

フォルダ名メニュー画面
表 2.103 メニュー項目一覧(フォルダ)

項目

説明

入力必須

入力方法

制約事項

フォルダ名

作成するVMを格納するフォルダ名を入力します。

手動入力

最大長64バイト

2.2.5. テンプレート

vCenter内に作成されるテンプレートを入力するためのメニュー項目です。

テンプレートメニュー画面
表 2.104 メニュー項目一覧(テンプレート)

項目

説明

入力必須

入力方法

制約事項

テンプレート名

作成するVMのテンプレート名を入力します。

手動入力

最大長64バイト

ルートディスク

入力するテンプレートに関係するルートディスクを入力します。

手動入力

最大長32バイト

ボリュームグループ

入力するテンプレートに関係するボリュームグループを入力します。

手動入力

最大長32バイト

ユーザー

入力するテンプレートにログインするユーザーを入力します。

手動入力

最大長32バイト

パスワード

入力するテンプレートにログインするパスワードを入力します。

手動入力

パスワード形式

ssh秘密鍵ファイル

入力するテンプレートにログインするためのssh秘密鍵ファイルを指定します。

ファイル選択

最大サイズ100Mバイト

データストア

接続するvCenter内のデータストア名を入力します。

手動入力

最大長64バイト

ネットワーク名

接続するvCenter内のネットワーク名を入力します。

手動入力

最大長64バイト

2.2.6. CPU

vCenter内に作成されるVMのCPU数を入力するためのメニュー項目です。

CPUメニュー画面
表 2.105 メニュー項目一覧(CPU)

項目

説明

入力必須

入力方法

制約事項

CPU

作成するVMのCPU数を入力します。

手動入力

最大長32バイト

2.2.7. メモリ(MB)

vCenter内に作成されるVMのメモリ容量を入力するためのメニュー項目です。

メモリメニュー画面
表 2.106 メニュー項目一覧(メモリ(MB))

項目

説明

入力必須

入力方法

制約事項

メモリ(MB)

作成するVMのメモリ容量をMBで入力します。

手動入力

最大長32バイト

2.2.8. ディスク(GB)

vCenter内に作成されるVMのディスク容量を入力するためのメニュー項目です。

ディスクメニュー画面
表 2.107 メニュー項目一覧(ディスク(GB))

項目

説明

入力必須

入力方法

制約事項

ディスク(GB)

作成するVMのディスク容量をGBで入力します。

手動入力

最大長32バイト

2.3. 利用手順

VM作成の利用手順について説明します。

2.3.1. VM作成作業フロー

以下は、VM作成でサーバー作成を実行するまでの流れです。
  • 作業フロー詳細と参照先

    1. オペレーション名の登録
      基本コンソール ▶ オペレーション一覧 から、作業用のオペレーション名を登録します。
      詳細は「 オペレーション一覧 」を参照してください。
    2. グローバル変数管理の編集
      Ansible共通 ▶ グローバル変数管理 から、対象のグローバル変数の具体値を編集します。
      詳細は「 グローバル変数管理 」を参照してください。
      具体値を編集する
    3. 作業対象へのvCenter接続情報を登録
      VM作成 ▶ vCenter接続情報 から、作業対象へのvCenter接続情報を登録します。
      詳細は「 vCenter接続情報 」を参照してください。
    4. 作業対象のIPアドレスを登録
      VM作成 ▶ IPアドレス から、作業対象のIPアドレスを登録します。
      詳細は「 IPアドレス 」を参照してください。
    5. 作業対象のフォルダ名を登録
      VM作成 ▶ フォルダ名 から、作業対象のフォルダ名を登録します。
      詳細は「 フォルダ名 」を参照してください。
    6. 作業対象のテンプレートを登録
      VM作成 ▶ テンプレート から、作業対象のテンプレートを登録します。
      詳細は「 テンプレート 」を参照してください。
    7. 作業対象の情報を登録
      VM作成 ▶ サーバー作成 から、作業対象の情報を登録します。
      詳細は「 サーバー作成 」を参照してください。
    8. サーバー作成を選択
      Condutor ▶ Condutor一覧 から、サーバー作成の詳細をクリックします。
      詳細は「 Conductor一覧 」を参照してください。
      サーバー作成
    9. サーバー作成を実行
      サーバー作成の作業実行ボタンをクリックします。
      詳細は「 「Conductor編集/作業実行」メニュー実行操作一覧 」を参照してください。
    10. サーバー作成の実行状況を確認
      Condutor ▶ Condutor作業一覧 から、サーバー作成の作業状態を確認できます。
      詳細は「 Conductor作業一覧 」を参照してください。

警告

Conductor作業一覧で「想定外エラー」や「異常終了」になっている場合は VM作成 の各メニューや Ansible共通 ▶ グローバル変数管理 に入力した情報に誤りが無いか確認してみてください。