2. Workspace (ワークスペース)¶

2.1. はじめに¶

本書では、Exastro システムにおける Workspace (ワークスペース) について説明します。

ワークスペースとは、システムの構成情報や自動化タスクのための設計情報を中央管理するための作業領域のことです。

1つのシステムの過去・現在・未来の設定値、設定ファイル、自動化ソフトウェアのIaCといったシステムを構成・管理・維持するために必要な情報を一元管理するための仕組みを提供します。

Exastro IT Automation の機能を利用するためには、ワークスペースの作成が必要となります。

ワークスペースは通常、本番環境、検証環境、開発環境といった自動化の対象となるシステムの環境毎に作成します。

ワークスペースは、下記の手順で作成します。

新規ワークスペース画面が表示されるので、ワークスペースの情報を入力し、登録をクリックします。

表 2.39 新規ワークスペース登録¶
項目名	説明
ワークスペースID	ワークスペースに割り当てる一意のIDを指定します。ここで指定した ID を使ってシステム間の連携を行います。
ワークスペース名	ワークスペースに割り当てる名前を指定します。
環境一覧	本番環境、検証環境、開発環境といった作成する環境の一覧を入力します。この環境はオペレーションに割り当てることが可能です。
説明	ワークスペースの説明を記載します。

注釈

ワークスペースの作成者（オーガナイゼーション管理者）は、以降のロールの設定等を行わなくても、自動的にワークスペースにアクセスできる状態となります。

初回ログイン方法は、ログイン方法を参照してください。

ワークスペースの編集は、下記の手順で行ないます。

ワークスペース編集画面が表示されるので、ワークスペースの情報を編集し、登録をクリックします。

表 2.40 ワークスペース編集¶
項目名	説明
ワークスペースID	ワークスペースIDの変更は出来ません。
ワークスペース名	ワークスペースに割り当てる名前を指定します。
環境一覧	本番環境、検証環境、開発環境といった作成する環境の一覧を入力します。この環境はオペレーションに割り当てることが可能です。
説明	ワークスペースの説明を記載します。

ワークスペースの削除は、下記の手順で行ないます。

Exastro システムにオーガナイゼーション管理者でログインします。
メニューよりワークスペース管理をクリックします。
ワークスペース一覧画面が表示されるので、削除をクリックします。

警告

ワークスペース管理者でログインしている時は、編集は表示されません。
確認メッセージが表示されるので、オーガナイゼーションID/ワークスペースID を入力し、はい、削除しますをクリックします。

Tip

一度削除したワークスペースを復元することは出来ません。