2. OASE管理¶
2.1. はじめに¶
2.2. メニュー構成¶
2.2.1. メニュー/画面一覧¶
No |
メニューグループ |
メニュー・画面 |
説明 |
---|---|---|---|
1 |
OASE管理 |
エージェント |
イベント収集対象の情報を管理します。 |
2 |
通知テンプレート(共通) |
OASEの通知で使用する情報を管理します。 |
2.3. エージェント概要¶
2.3.1. エージェントについて¶

2.4. エージェント利用手順¶
2.4.1. 作業フロー¶

作業フロー詳細と参照先
- エージェントのインストール・起動エージェントを起動し、イベント収集を開始します。詳細は インストールガイド(Docker Compose) を参照してください。詳細は インストールガイド(Kubernetes) を参照してください。
2.5. 通知テンプレート(共通)概要¶

図 2.67 通知テンプレート(共通)概要¶
2.6. 通知テンプレート(共通)利用手順¶

図 2.68 通知テンプレート(共通)作業フロー¶
作業フロー詳細と参照先
- 通知テンプレート(共通)のメンテナンス(閲覧/更新)OASE管理の通知テンプレート(共通)メニュー画面から、OASEの通知で使用するテンプレートをメンテナンス(閲覧/更新)できます。詳細は 通知テンプレート(共通) を参照してください。
注釈
2.7. 機能メニュー操作説明¶
2.7.1. メニューについて¶
2.7.2. エージェント¶
- では、(エージェントに設定する)イベント収集対象の、接続方式・認証方式・TTL等をメンテナンス(閲覧/登録/更新/廃止)できます。

図 2.69 サブメニュー画面(エージェント)¶
- エージェント※1 画面の入力項目は以下のとおりです。
表 2.102 エージェント画面 入力項目一覧¶ 項目
説明
入力必須
入力方法
制約事項
イベント収集設定名
任意のイベント収集設定名を入力します。
〇
自動入力
最大長255バイト
接続方式
イベント収集対象への接続方法を選択します。
・IMAP パスワード認証
〇
リスト選択
※2
リクエストメソッド
イベント収集対象へのリクエストメソッドを選択します。
・IMAP: Plaintext
ー
リスト選択
※2
URL
イベント収集対象の接続先を入力します。
・メールサーバの場合はホスト名を入力します。
〇
手動入力
最大長1024バイト
ポート
イベント収集対象のポートを入力します。
ー
手動入力
0~65535
認証情報
プロキシ
イベント収集対象のプロキシURIを入力します。
ー
手動入力
最大長255バイト
ユーザー名
イベント収集対象へログインするユーザー名を入力します。
ー
最大長255バイト
パスワード
イベント収集対象へログインするパスワードを入力します。
ー
手動入力
最大長4000バイト
メールボックス名
イベント収集対象のメールボックス名を入力します。
デフォルトでINBOXを参照します。
ー
手動入力
最大長255バイト
TTL
TTL(Time To Live)とは、エージェンが取得したイベントが、ルールの評価対象として扱われる期間(秒)のことです。
ー
手動入力
1~2147483647
備考
自由記述欄です。
ー
手動入力
最大長4000バイト
接続方式 |
リクエストメソッド |
認証情報 |
---|---|---|
IMAP パスワード認証 |
・IMAP: Plaintext |
・ユーザー名
・パスワード
|
Tip
2.7.3. 通知テンプレート(共通)¶
- では、OASEの通知機能で使用するテンプレートをメンテナンス(閲覧/更新)できます。

図 2.70 サブメニュー画面(通知テンプレート(共通))¶
- 通知テンプレート(共通)画面の入力項目は以下のとおりです。
項目 |
説明 |
入力必須 |
入力方法 |
制約事項 |
---|---|---|---|---|
テンプレート |
通知で使用するテンプレートを編集できます。下記4種類が存在します。
・新規.j2
・既知(判定済み).j2
・既知(時間切れ).j2
・未知.j2
|
〇 |
手動入力 |
最大長255バイト |
備考 |
自由記述欄です。 |
ー |
手動入力 |
最大長4000バイト |
1 [TITLE]
2新規イベントが発生しました。
3
4[BODY]
5詳細
6 イベント収集設定:{{ labels._exastro_event_collection_settings_id }}
7 イベント取得日時:{{ labels._exastro_fetched_time }}
8 イベント有効日時:{{ labels._exastro_end_time }}
9 イベント種別 :{{ labels._exastro_type }}
10
11 再評価
12 評価ルール名 :{{ labels._exastro_rule_name }}
13 利用イベント :{{ exastro_events }}
14
15 ラベル:
16 {% for key, value in labels.items() %}
17 ・{{ key }}:{{ value }}
18 {% endfor %}
1[TITLE]
2既知(判定済)イベントが発生しました。
3
4[BODY]
5詳細
6 イベント収集設定:{{ labels._exastro_event_collection_settings_id }}
7 イベント取得日時:{{ labels._exastro_fetched_time }}
8 イベント有効日時:{{ labels._exastro_end_time }}
9 イベント種別 :{{ labels._exastro_type }}
10
11 再評価
12 評価ルール名 :{{ labels._exastro_rule_name }}
13 利用イベント :{{ exastro_events }}
14
15 ラベル:
16 {% for key, value in labels.items() %}
17 ・{{ key }}:{{ value }}
18 {% endfor %}
1[TITLE]
2既知(時間切れ)イベントが発生しました。
3
4[BODY]
5詳細
6 イベント収集設定:{{ labels._exastro_event_collection_settings_id }}
7 イベント取得日時:{{ labels._exastro_fetched_time }}
8 イベント有効日時:{{ labels._exastro_end_time }}
9 イベント種別 :{{ labels._exastro_type }}
10
11 再評価
12 評価ルール名 :{{ labels._exastro_rule_name }}
13 利用イベント :{{ exastro_events }}
14
15 ラベル:
16 {% for key, value in labels.items() %}
17 ・{{ key }}:{{ value }}
18 {% endfor %}
1[TITLE]
2未知イベントが発生しました。
3
4[BODY]
5詳細
6 イベント収集設定:{{ labels._exastro_event_collection_settings_id }}
7 イベント取得日時:{{ labels._exastro_fetched_time }}
8 イベント有効日時:{{ labels._exastro_end_time }}
9 イベント種別 :{{ labels._exastro_type }}
10
11 再評価
12 評価ルール名 :{{ labels._exastro_rule_name }}
13 利用イベント :{{ exastro_events }}
14
15 ラベル:
16 {% for key, value in labels.items() %}
17 ・{{ key }}:{{ value }}
18 {% endfor %}
2.8. 付録¶
2.8.1. OASE Agentの処理フローと.envの設定値¶

図 2.71 OASE Agent処理フロー図¶
パラメータ |
説明 |
---|---|
AGENT_NAME |
起動する OASEエージェントの名前および、内部データベースのファイル名として使用されます。 |
EXASTRO_URL |
ITAに対してAPIリクエストをする際に、リクエスト先として使用されます。 |
EXASTRO_ORGANIZATION_ID |
ITAに対してAPIリクエストをする際に、Organizationを識別するために使用されます。 |
EXASTRO_WORKSPACE_ID |
ITAに対してAPIリクエストをする際に、ワークスペースを識別するために使用されます。 EXASTRO_ORGANIZATION_IDで設定したオーガナイゼーションと紐づいたワークスペースである必要があります。 |
EXASTRO_USERNAME |
ITAに対してAPIリクエストをする際に、Basic認証のユーザー名として使用されます。 |
EXASTRO_PASSWORD |
ITAに対してAPIリクエストをする際に、Basic認証のパスワードとして使用されます。 |
EVENT_COLLECTION_SETTINGS_NAMES |
このパラメータで設定されている値から、イベント収集設定をITAから取得し、設定ファイルを生成します。 |
ITERATION |
上記フロー図にて緑色の矢印で示されているループ処理を、このパラメータで設定している数だけ行います。 |
EXECUTE_INTERVAL |
上記フロー図にて緑色の矢印で示されているループ処理の実行間隔です。 |
2.8.2. イベント収集設定の即時反映について¶
- OASE Agentのbashシェルを開始します。
docker exec -it <OASE Agentのコンテナ名> bash
- /tmp内の設定ファイル「event_collection_settings.json」を削除します。
rm /tmp/event_collection_settings.json
Tip