2. パラメータ集

2.1. はじめに

本書は、ITAのパラメータ集の機能および操作方法について説明します。

2.2. パラメータ集の概要

本章ではパラメータ集の機能、操作方法について説明します。

2.2.1. パラメータ集

2.2.1.1. 機能について

パラメータ集は パラメータシート作成 メニューにより作成された複数のパラメータシートを検索条件に基づいて取得、またはパラメータシートへのデータの登録が行えます。

2.3. パラメータ集のメニュー、画面構成

本章では、パラメータ集のメニュー、画面構成について説明します。

2.3.1. メニュー一覧

パラメータ集のメニューを以下に示します。
表 2.41 ITAメニュー一覧

No

メニュー・画面

説明

1

パラメータ集

作成済みの複数のパラメータシートを検索条件に基づいて取得、またはパラメータシートへのデータの登録が行えます。

2.4. 機能・操作方法説明

2.4.1. パラメータ表示

パラメータシートを検索条件に基づいて取得します。
パラメータ集初期表示

図 2.5 パラメータ集初期表示

(1) ①パラメータモードを選択します。
パラメータモード一覧を以下に示します。
表 2.42 パラメータモード一覧

名称

説明

ホスト

パラメータシートに紐付くホストを1つ選択して、そのホストを基にパラメータシートの複数のオペレーションのデータを取得します。

オペレーション

パラメータシートに紐付くオペレーションを1つ選択して、そのオペレーションを基にパラメータシートの複数のホストのデータを取得します。

(2) ②オペレーションを選択します。
オペレーションタイムラインからオペレーションを選択します。
パラメータモードがホストの場合、オペレーションを1つ以上選択します。
パラメータモードがオペレーションの場合、オペレーションを1つのみ選択します。
(3) ③対象パラメータを選択します。
選択 ボタンを押下してパラメータシート一覧から選択します。
選択可能なパラメータシートは ロール・メニュー紐付管理 メニューにて『紐付』項目が『メンテナンス可』と『閲覧のみ』のパラメータシートのみです。
ホストグループを利用しているパラメータシートは、代入値自動登録用のパラメータシートを選択します。
選択したパラメータシートは、ドラッグして順番を入れ替えることができます。
クリア ボタンを押下すると、選択しているパラーメータシートが未選択の状態になります。
(4) ④対象ホストを選択します。
選択 ボタンを押下してホスト一覧から対象ホストを選択します。
パラメータモードがホストの場合、選択したホストから対象ホスト(ホスト無しを含む)を1つのみ選択します。
パラメータモードがオペレーションの場合、選択したホストは取得対象となり、ホスト無しを取得対象とするか選択します。
対象ホストは選択した順番で一覧に表示されます。
選択可能なホストはパラメータシートに登録されているホストのみです。
クリア ボタンを押下すると、選択しているホストが未選択の状態になります。
(5) ⑤パラメータ表示を実行します。
パラメータ表示 ボタンを押下してパラメータ表示を実行します。
パラメータモードがホストの場合、オペレーション毎にパラメータシートの各項目の値が表示されます。
パラメータモードがオペレーションの場合、ホスト毎にパラメータシートの各項目の値が表示されます。
表示順は、対象パラメータと同じ順番で表示されます。
パラメータモードがオペレーションの場合のホストの表示順は、対象ホストと同じ順番で表示(ホスト無しは最後)されます。

注釈

以下の検索条件の場合、パラメータ表示が自動で実行されます。
①パラメータモード選択済み、対象パラメータ選択済みの状態で対象ホスト選択
②パラメータモード選択済み、対象ホスト選択済みの状態で対象パラメータ選択
③パラメータモードがオペレーション、対象パラメータ選択済み、対象ホスト選択済みの状態でオペレーション変更
パラメータモードがホストでのパラメータ表示実行

図 2.6 パラメータモードがホストでのパラメータ表示実行

パラメータモードがオペレーションでのパラメータ表示実行

図 2.7 パラメータモードがオペレーションでのパラメータ表示実行

2.4.2. パラメータ項目表示方向設定

(1) パラメータシートの項目表示方向を選択できます。
表示設定 ボタンを押下して項目表示方向を「横」か「縦」から選択します。
パラメータ項目表示方向設定

図 2.8 パラメータ項目表示方向設定

2.4.3. プリセット登録

(1) 検索条件をプリセットとして登録できます。
プリセット登録 ボタンを押下します。
名称を入力後、プリセット登録 ボタンを押下すると、現在の検索条件でプリセットとして保存されます。
登録したプリセットを選択すると、登録した検索条件で画面を再表示します。
登録したプリセットは更新、名称変更、削除することができます。
プリセットはワークスぺース単位で登録されます。
プリセット登録

図 2.9 プリセット登録

2.4.4. オペレーションタイムライン表示設定

(1) オペレーションタイムラインの表示・非表示を設定できます。
オペレーションタイムライン ボタンを押下して、表示・非表示を切り替えます。
オペレーションタイムライン非表示時画面

図 2.10 オペレーションタイムライン非表示時画面

2.4.5. パラメータシートのメンテナンス(登録/更新/廃止/復活)

(1) パラメータシートのデータのメンテナンス(登録/更新/廃止/復活)ができます。
パラメータ表示実行後、パラメータ編集 ボタンを押下します。
初期表示で検索した条件でフィルターがかかっています。
ロール・メニュー紐付管理 メニューにて『紐付』項目が『閲覧のみ』のユーザは編集できません。
ホストグループを利用しているパラメータシートは、入力用のパラメータシートが表示されます。
パラメータシート編集画面

図 2.11 パラメータシート編集画面

2.4.6. パラメータ表示実行結果をプリント

(1) パラメータ表示実行結果を印刷できます。
パラメータ表示実行後、プリントタブを押下します。
プリントタブ

図 2.12 プリントタブ

注釈

パラメータ表示実行結果によっては横幅が見切れる場合があります。
対処法については パラメータ表示実行結果の横幅が見切れる場合 を参照してください。

2.4.7. パラメータ表示実行結果をEXCEL出力

(1) パラメータ表示実行結果をEXCEL出力できます。
パラメータ表示実行後、EXCELダウンロードタブを押下します。
1パラメータシート1シートで出力されます。
シート順はパラメータ表示結果の表示順で出力されます。
EXCELダウンロードタブ

図 2.13 EXCELダウンロードタブ

2.5. 付録

2.5.1. パラメータ表示実行結果の横幅が見切れる場合

4種類の対処法があり、下記の通りです。
  1. レイアウトの向きを変更する

  2. 用紙サイズを変更する

  3. 余白を変更する

  4. 倍率をカスタムにし、数値を変更する

パラメータ表示実行結果の横幅が見切れる

図 2.14 パラメータ表示実行結果の横幅が見切れる

  1. レイアウトの向きを変更する

    1. レイアウトの を押下し、横を選択します。

レイアウトの向きを横にする

図 2.15 レイアウトの向きを横にする

  1. 用紙サイズを変更する

    1. 詳細設定 を押下します。

    2. 用紙サイズの A4 を押下し、A3等のA4よりも大きい用紙サイズを選択します。

用紙サイズをA3に変更する

図 2.16 用紙サイズをA3に変更する

  1. 余白を変更する

    1. 詳細設定 を押下します。

    2. 余白の デフォルト を押下し、なし等の余白が小さくなるものを選択します。

余白をなしに変更する

図 2.17 余白をなしに変更する

  1. 倍率をカスタムにし、数値を変更する

    1. 詳細設定 を押下します。

    2. 倍率の 規定 を押下し、カスタムを選択します。

    3. そして、数値を90等の100より小さい数値に変更します。

倍率をカスタムにし、数値を90に変更する

図 2.18 倍率をカスタムにし、数値を90に変更する