9. オペレーション削除管理

9.1. はじめに

本書では、ITAにおける オペレーション削除管理 について説明します。

9.2. オペレーション削除機能の概要

基本コンソール ▶ オペレーション一覧 に登録されているオペレーションの実施予定日に紐づくデータを、指定した「論理削除日数」と「物理削除日数」に基づき削除する設定を行います。
「論理削除日数」を過ぎた場合は廃止、「物理削除日数」を過ぎた場合はデータベースから削除します。
オペレーション削除の実行は、1日1回、00:02に実行されます。

9.3. オペレーション削除機能のメニュー、画面構成

本章では、オペレーション削除管理のメニュー、画面構成について説明します。

9.3.1. メニュー/画面一覧

  1. オペレーション削除機能 のメニュー
    オペレーション削除機能 のメニュー一覧を以下に記述します。
表 9.1 オペレーション削除管理 メニュー/画面一覧

No

メニューグループ

メニュー・画面

説明

1

管理コンソール

オペレーション削除管理

オペレーションが保存期間切れのデータを削除する情報をメンテナンス(閲覧/登録/更新/廃止)出来ます。

オペレーション削除機能画面

図 9.1 オペレーション削除機能画面

表 9.2 初期設定値一覧

項番

論理削除日数

物理削除日数

メニューグループ:メニュー名

データストレージパス

1

3600

7200

Ansible-Legacy:作業対象ホスト

2

3600

7200

Ansible-Legacy:代入値管理

3

3600

7200

Ansible-Legacy:作業管理

/driver/ansible/legacy

4

3600

7200

Ansible-Pioneer:作業対象ホスト

5

3600

7200

Ansible-Pioneer:代入値管理

6

3600

7200

Ansible-Pioneer:作業管理

/driver/ansible/pioneer

7

3600

7200

Ansible-LegacyRole:作業対象ホスト

8

3600

7200

Ansible-LegacyRole:代入値管理

9

3600

7200

Ansible-LegacyRole:作業管理

/driver/ansible/legacy_role

10

3600

7200

Conductor:Conductorインスタンス一覧

/driver/conductor

11

3600

7200

Conductor:ConductorNodeインスタンス一覧

12

3600

7200

Terraform-Cloud/EP:作業管理

/driver/terraform_cloud_ep/execute

13

3600

7200

Terraform-Cloud/EP:代入値管理

14

3600

7200

Terraform-CLI:作業管理

/driver/terraform_cli/execute

15

3600

7200

Terraform-CLI:代入値管理

16

3610

7210

基本コンソール:オペレーション一覧

17

3600

7200

ルール:評価結果

オペレーション削除機能編集画面

図 9.2 オペレーション削除機能編集画面

表 9.3 登録画面項目一覧

項目

説明

入力必須

入力形式

制約事項

論理削除日数

マシン日時を基準にして、オペレーションの実施予定日が指定した日数を経過していたら、論理削除(廃止)を行います。

手動入力

数値のみ

物理削除日数

マシン日時を基準にして、オペレーションの実施予定日が指定した日数を経過していたら、物理削除(データベースからレコード削除)を行います。

手動入力

数値のみ

メニューグループ:メニュー名

管理コンソール ▶ メニュー管理 内「メニューグループ」:「メニュー名」に登録されているメニューが反映されます。

リスト選択

オペレーションを持っていないメニューは選択可能ですが削除対象にはなりません。

データストレージパス

データストレージパスで管理しているファイルがある場合、そのパスを入力します。
/storage/<<organization>>/<<workspace>>/配下の相対パスを記載します。
exp)
Ansible Legacy
/driver/ansible/legacy
Ansible pioneer
/driver/ansible/pioneer

実際に削除される対象は/storage/<<organization>>/<<workspace>>/<<データストレージパス>>/<<一意項目(ID、No等)>>となります。

手動入力

備考

自由記述欄。レコードの廃止・復活時にも記載可能。

手動入力