OASE Agent on Docker Compose - Online¶
目的¶
特徴¶
前提条件¶
Exastro IT Automationについて
Exastro OASE Agentの運用には、Exastro OASE AgentとExastro IT Automationのバージョンが一致している必要があります。デプロイ環境
動作確認が取れているコンテナ環境の最小要求リソースとバージョンは下記のとおりです。¶ リソース種別
要求リソース
CPU
2 Cores (3.0 GHz, x86_64)
Memory
4GB
Storage (Container image size)
10GB
動作確認済みオペレーティングシステム
以下は、動作確認済のバージョンとなります。
¶ 種別
バージョン
Red Hat Enterprise Linux
バージョン 8
AlmaLinux
バージョン 8
Ubuntu
バージョン 22.04
動作確認済みコンテナプラットフォーム
手動でインストールする際には、下記のコンテナプラットフォームを準備してください。 以下は、動作確認済のバージョンとなります。
¶ ソフトウェア
バージョン
Podman Engine ※Podman 利用時
バージョン 4.4
Docker Compose ※Podman 利用時
バージョン 2.20
Docker Engine ※Docker 利用時
バージョン 24
アプリケーション
sudo コマンドが実行できる必要があります。
警告
インストール¶
準備¶
git clone https://github.com/exastro-suite/exastro-docker-compose.git
cd exastro-docker-compose/ita_ag_oase
cp .env.docker.sample .env
cp .env.podman.sample .env
vi .env
起動¶
docker compose up -d --wait
docker-compose up -d --wait
パラメータ一覧¶
パラメータ |
説明 |
変更 |
デフォルト値・選択可能な設定値 |
---|---|---|---|
NETWORK_ID |
OASE エージェント で利用する Docker ネットワークのID |
可 |
20230101 |
LOGGING_MAX_SIZE |
コンテナ毎のログファイルの1ファイルあたりのファイルサイズ |
可 |
10m |
LOGGING_MAX_FILE |
コンテナ毎のログファイルの世代数 |
可 |
10 |
TZ |
OASE エージェント システムで使用するタイムゾーン |
可 |
Asia/Tokyo |
DEFAULT_LANGUAGE |
OASE エージェント システムで使用する規定の言語 |
可 |
ja |
LANGUAGE |
OASE エージェント システムで使用する言語 |
可 |
en |
ITA_VERSION |
OASE エージェント のバージョン |
可 |
2.3.0 |
UID |
OASE エージェント の実行ユーザ |
不要 |
1000 (デフォルト): Docker 利用の場合 0: Podman 利用の場合 |
HOST_DOCKER_GID |
ホスト上の Docker のグループID |
不要 |
999: Docker 利用の場合 0: Podman 利用の場合 |
AGENT_NAME |
起動する OASEエージェントの名前 |
可 |
ita-oase-agent-01 |
EXASTRO_URL |
Exastro IT Automation の Service URL |
可 |
|
EXASTRO_ORGANIZATION_ID |
Exastro IT Automation で作成した OrganizationID |
必須 |
無し |
EXASTRO_WORKSPACE_ID |
Exastro IT Automation で作成した WorkspaceID |
必須 |
無し |
EXASTRO_USERNAME |
Exastro IT Automation で作成した ユーザー名 ※ユーザーのロールが、OASE - イベント - イベント履歴メニューをメンテナンス可能である必要があります。 |
可 |
admin |
EXASTRO_PASSWORD |
Exastro IT Automation で作成した パスワード |
可 |
|
EVENT_COLLECTION_SETTINGS_NAMES |
Exastro IT Automation のOASE管理 エージェント で作成した イベント収集設定名 |
必須 |
無し※カンマ区切りで複数指定可能 |
ITERATION |
OASE エージェント が設定を初期化するまでの、処理の繰り返し数 |
可 |
10(下限値: 10) |
EXECUTE_INTERVAL |
OASE エージェント のデータ収集処理の実行間隔 |
可 |
5(下限値: 3) |
LOG_LEVEL |
OASE エージェント のログレベル |
可 |
INFO |
アップグレード¶
アップグレードの準備¶
警告
~/exastro-docker-compose/ita_ag_oase/.volumes/
です。リポジトリの更新¶
1# exastro-docker-composeリポジトリの確認
2cd ~/exastro-docker-compose/ita_ag_oase
3git pull
デフォルト設定値の更新の確認¶
~/exastro-docker-compose/.env
とアップグレード後の設定ファイルを比較します。cd ~/exastro-docker-compose/ita_ag_oase
# OSがAlmaLinuxまたはUbuntuの場合
diff .env .env.docker.sample
# OSがRed Hat Enterprise Linuxの場合
diff .env .env.podman.sample
設定値の更新¶
アップグレード¶
アップグレード実施¶
cd ~/exastro-docker-compose/ita_ag_oase
docker compose up -d --wait
docker-compose up -d --wait
アンインストール¶
アンインストールの準備¶
警告
~/exastro-docker-compose/ita_ag_oase/.volumes/
です。アンインストール¶
アンインストール実施¶
cd ~/exastro-docker-compose/ita_ag_oase
# コンテナのみ削除する場合
docker compose down
# コンテナ+コンテナイメージ+ボリュームを削除する場合
docker compose down --rmi all --volumes
# コンテナのみ削除する場合
docker-compose down
# コンテナ+コンテナイメージ+ボリュームを削除する場合
docker-compose down --rmi all --volumes
# データを削除する場合
rm -rf ~/exastro-docker-compose/ita_ag_oase/.volumes/storage/*